ひらのたけしです。
成田空港を出発し初のヨーロッパへと飛び立ったMach Pelican、アムステルダム行きの機内はいい感じに空いていてのんびり旅行気分を味わっていた。
はじめてのヨーロッパ
2004年ちょうど映画でSchool of Rockがやていた頃、僕は初めて機内でSchool of Rockを見ながら快適なツアーへの船出となった。
機内では思い出深いシーンを目の当たりに、日本人で50代ぐらいのおじさんが良い感じに酔っぱらい、ガラガラの機内で席を4つほど占領し横になりながら「ハレルーヤー」と歌っていた。
このおじさんめちゃめちゃご機嫌やん。と思った僕。そんなにヨーロッパは良いとこなの?アムステルダムって楽園なのか?と想像しちゃいました。
Electric Eel Shockに間違われる
なんだかんだ言いながら12時間ぐらいかけてアムステルダムに到着。僕たちは楽器やスーツケースをピックアップし、到着ロービーを出て、アムステルダム空港内をウロウロしていると、可愛い女の子に話しかけられた。
もしかして僕たちのファン?
違った。。
「あなた達はElectric Eel Shockじゃないの?」
ん、、、誰それ?
「日本人のバンドだけど」
いや、、ごめん、僕らじゃない。女の子に僕たちがMach Pelicanというバンドで、ツアーしに来てることを伝え、女の子と連絡交換し、その場を後にした。
いきなりElectric Eel Shockって日本人のバンドと間違われるMach Pelican。僕たちはEESのことを知らなかったけど、この後ヨーロッパツアーでEESの名前をたくさん聞くことになる。
付き人のモヒカン・スコットと合流
アムステルダム到着後は、ツアーを計画してくれたプロモーターが住むベルギー・コートリックへ向かう予定になっているけど、その予定は翌日。
ヨーロッパ到着当日はバンドの付き人であるスコットランド人のスコットとアムステルダムで合流することになっていた。
スコットとの待ち合わせ場所はアムステルダム市内にあるHill street Bluesというパブ。そこでさしぶりにモヒカンのスコットと呑んだくれた。
この時スコットにElectric Eel Shockのことを聞くと「They are Fuckin great」と連呼。ロックオタクのスコットが言うぐらいだから、かなり凄いバンドなんだろうと、みんな思った。
ヨーロッパ初の宿はボートの上
初日の僕たちの宿はボートとなった宿泊。アムステルダム駅で宿のおばちゃんに声をかけられ、「泊まるとこ決まってるの?決まってないならボートに宿泊はどう?」って言われ、なんとなく宿が決まった。
みんなボートで寝れるのでドキドキしていたけど、寝床の凄まじい湿気で寝ることができず、フライトの疲れは一切取れなかった。水の上で寝てるのだからやっぱり湿気が凄い。
それでも、ヨーロッパにいるってことが皆んなの心をご機嫌にさせていた。
プロモーターが住むベルギーへ移動
翌朝僕は早く起きて軽くランニングし瞑想。
朝はゆっくりボート内での朝食を楽しみ、電車に乗ってプロモーターが住むベルギーのコートリックへと移動。
こんな感じでツアー初日が近づいてゆく。
つづく
*Electric Eel Schock HP http://electriceelshock.com/
*プロモーターのHP http://www.teenageheadmusic.net/
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