ヨーロッパツアー初ライブ

ひらのたけし自伝

ひらのたけしです。

オランダはアムステルダムから初のヨーロッパへ入ったMACH PELICAN。旅のお友のスコットと合流しプロモーターが住むベルギーのコートリックへと電車移動しました。

ベルギー到着ツアーの身支度

(プロモーターのマニーさん宅)

プロモーターのマニーさんの家で一泊し、翌日からツアー開始。マニーさん家の前には、大きなベンツのバンが止まっていました。

前は3人乗り、後部座席も3人乗り。荷台スペースには各メンバーのアンプやドラムセット、そしてスーツケースが入る大きさ。これでツアー行くのかと思うととてもワクワクする。

そして、Mach Plicanとスコット以外にツアーに動向するのが、ドライバー兼ツアーマネージャーのスティーブ。彼も偶然スコットランド人でした。

ツアー初日はフランス

ベルギーからフランスのへ移動。

ツアー初日のライブ場所はフランスのル・アーブル(Le Havre)

ル・アーブルの場所はフランスの北西。ライブベニューはL’hkmesというカフェ・レストラン。パブではなかった記憶です。現在はググっても店名がヒットしないので無いかもしれません。

ライブベニュー(ライブする場所のこと)にはお昼過ぎに到着し、機材などをセッティング、ここで忘れ物をしていることに気づく。ドラムの椅子が無い。買いに行くにも楽器屋さんが近辺にないので、レストランに置いてある椅子を借りることになりました。

ライブまでかなり空き時間があるので、二階の控え室へ行くと、冷蔵庫いっぱいのビールとフランス産のパテ・チーズが盛り盛りに用意されていました。と言っても僕はこの頃お酒が飲める方では無かったので、お酒の味は良くわかりませんでした。

控え室で時間を持て余していたので、ボーカルのケイちゃんとベニューの外へ出ることに。市内をブルブラしながらなんとなく2人でカフェに入り、初めてフランス語でコーヒーをオーダー。

「おーここがフランスのカフェか!」とニアニアしながら時を楽しみ、初めてのフランス、初めての場所、最高の気分を味わいました。

リハーサル、爆音でオーナーの顔が曇る

2階の控え室。セットリストを書くケイちゃん。(日付は間違いです)

演奏のリハーサルを開始。ステージは小さく、僕、ケイちゃん、あっちゃんと3人並ぶとカツカツなステージ幅。目の前30cm先にはお客さんが立っているような環境。

そしてステージから1,5m先には横長のバーカウンターとなっている。

リハーサルで音出ししていると、ベニューのオーナーが顔をしかめながら何度も「手で音を下げろとジェスチャー」。ステージとバーカウンターに立つオーナーの距離が狭過ぎてうるさいいらしい。納得の抗議だ。

ツアー初日は2ステージ

本日の演奏バンドは僕たちのみ。40分演奏を2ステージする頃になりました。初日のステージが2ステージって長くないか?と思いましたが、これはこれでたくさん演奏できて良いかなと納得。

ライブ時間は19時頃に1ステージ、そして21時ごろに2ステージの予定。

最初の演奏時間が迫って来るにつれ、お客さんが続々とベニューに入って来ました。狭い店内がいつの間にかパンパン。そしてMach Pelicanのヨーロッパツアー最初のライブがスタート。

お客さんとの距離があまりにも近くてめちゃめちゃ楽しかった事を覚えています。演奏が始まると更にお客さんが店内に入って来て、演奏が道路にダダ漏れで、道ゆく人が音に誘われ更に店内へ流れ込み、人と混ざって犬が目の前をウロウロしていました。

演奏しながら笑顔を溢れまくりで、ヨーロッパって面白いなと思いながら演奏してた。

1ステージ、2ステージとも無事に演奏が終わり、ライブ終了後は地元のお客さん飲んだり、話したり交流できて、やっぱりライブって良いな、これぞ生きる道と浸っていました。

地元のお客さんに聞いた所、「ミッシェルガンエレファント、ガクト、ギターウルフ」は有名だ!と言っていました。

初日のライブ終了

ライブ終了後は、ベニューのオーナーさん家で一泊しました。大人5人分の寝床を用意してくれていて、爆睡し翌朝起きるとオーナーの奥さんが朝食を用意してくれて、フランス語は話せないど優しく接してくれました。

みんなが起きて朝食を食べた所で、オーナーさんの家族と集合写真を撮りました。

16年前の写真。子供達も大きくなってんだろうなと思いに更けました。

 

 

それでは、次の街へ向けて出発です。

 

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