海外で生活した人が海外へ戻る気持ち

ひらのたけし自伝

ひらのたけしです。

苦渋の決断の末メルボルンから日本へ帰って来た。慣れ親しんだ環境を捨て、新たに挑戦を始めるために日本へ帰国したけれども、日本がこんなに住みにくい国だとは思ってもみなかった。

よく耳にしていた話だけど、海外へ一度出ると日本に帰れなくなるって話。日本が嫌いなわけではないけれど、なぜ一度海外で生活した人が海外へ戻る傾向があるのかを自分で実感できた。

海外で生活した人が海外へ戻る気持ち

海外は人との距離が近い

海外に住んでいると、みんな気軽に話しかけてくる、電車に乗ってても、路面電車・バスに乗ってても、本当に気軽に話しかけて来てオープンな生活になる。英語と日本語の直接的な表現も違うので、感情表現などがダイレクトになる。すると日本に住んでいた時よりも人に対して距離が近くなるし、個人差はあるかもしれないけど、言いたいことをわりかしズバって言える環境になる。

日本に帰国して感じたことは

握手したりハグしたりする習慣がなくなったので、人とのコミュニケーションの距離を感じた。日本人の仲の良い友達とハグはするけれども「なんだか、ここ日本だしハグとかしない方がいいのかな」と気を使う。でも、これが外国人ばかりの国だと気兼ねなくハグできちゃう。スキンシップで人との距離や間合いを近くして、コミュニケーション取るって大切だなと感じる。

海外で生活した人が海外へ戻る理由は

海外で自分らしい生活を見つけたられたのに、日本での生活環境にギャップを感じ海外へ戻る。実際にぼくもメルボルンで生活して、自分の決断で日本へ帰国したけど、生活環境と習慣、そして英語での生活の方が心が満たされる生活だと感じた。でも、それが本当に自分がやりたいことなのか、生ぬるい環境に居たいだけなのか、日本に住んでいる人たちからただ単に、「海外に住んでて凄いね」と言われたいだけなのか、と色々感じて帰国したのも事実。

でも、他人からなにを言われようが、自分がここに住みたいと思う気持ちは純粋なもの。

日本にまったく馴染めなかった僕は、再び海外に行くことになった

日本へ帰国した僕は当時24歳。日本にまったく馴染めず、気がつくと日本が嫌いになっていました。当時の僕は日本の習慣や民族性を完全に否定していたので、今考えるとめちゃ尖ってたなと思います。帰国して数週間後、父からネパールへ連れて行ってやると言われネパールへ行く事になりました。

つづく

 

 

 

 

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