自分を信じ、第一線で活躍する人を間近で見続けること

ひらのたけし自伝

こんにちはひらのたけしです。

ミュージシャンになるべくメルボルンへ来たぼく。なかなかステージの上に立つ機会が巡って来ませんが、諦めず、ビザの在留期限が許す限り、日々精一杯生きていました。ここまでが前回までのストリーです。

日々のモチベーションは目の前の音楽

そう簡単には自分でバンドメンバーを揃えることが出来ず、メルボルンにいるモチベーションを維持するのが本当に難しかったです。「このまま何にも成し遂げることもなく終わってしまうんじゃないか?」なんて夜寝る前に何千回も考え、「いや、絶対成功してやる!」って自分を信じネガティブな気持ちを吹き飛ばす日々。

そんな悶々とした中、mach peliacnのローディーとして毎週のようにパブへ行き、彼らのアンプやドラムセットをセッティングし、演奏を見ることが、ぼくのモチベーション維持の根源でした。

自分がやりたいことを全力でやっている人をサポートするのってやるせなくならない?って想う人もいるかと思いますが、一度もそう感じたことはなかったです。そんなちっぽけな存在でもなく、大きな目標だったので良いお手本でした。

外国人のバンドとしてオーストラリアで音楽活動してるって普通にかっこいいですよね。大多数の人が経験できることではないですし、どうやったらそんなチャンスを掴めたの?ってよう希少価値のあるなことをやっているって本当に価値があると思います。

そんな巡り会えないようなチャンスを得た彼らの演奏は、オリジナリティーの高いものでした。以前もいましたが、楽曲もいいですし、個々のキャラクターが際立っていたと思います。もしmach pelicanが日本で音楽活動をやっていたらバンドの育み方も違ったかもしれませんが、海外・メルボルンでバンドを結成し、海外の音楽環境の中でバンドを育んだということも大きなバンドへの影響がありますね。

いろんなバンドとたくさん演奏してるシーンをステージ袖から目ていたけど、何も掴んでいないぼくのモチベーションは常にフルテンまで上げてくれました。そして、ここが僕の生きる道だと心底思えた。熱い気持ちで家に帰りベッドで横になると、自分がちっぽけな存在に感じ、自分に対して悔しさを感じてた。そんな日が本当に多かったな。

自分を信じて行動に移せないと、それは本当の恐怖に変わり、心に恐怖芯が芽生えます。自分を信じ続ける環境を整えるって本当に大切です。自分のやりたいことで成功している、もしくは第一線で活躍している人の側で現場を見ることって貴重です。

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