メルボルン発:神風ロックバンドMach pelicanとの出会い

ひらのたけし自伝

こんにちはひらのたけしです。

このシリーズでは何回か言っていますが、ぼくがメルボルンに来た目的は、メルボルン出身のBodyjarというバンドのメンバーになり、ギターを弾くためです。

メルボルンの生活は日々濃厚に流れ、1日1日の時はゆっくり流れています。同じ時を生きているのに、「国が違うだけで体感速度が違う」って不思議な感覚でした。

メルボルンで活躍する日本人バンドを知る

渡豪して1週間、ホストマザーのメリリンが新聞を広げながらボクに一言、「週末に日本人バンドMach pelicanが市内でライブするからタケシ見にいきなさい!と言ってきました。

でも、ぼくは他のバンドのライブを見に行こうかと思っていたので「別のバンド見に行きます」と新聞のライブ告知欄を指さすと。「ダメ、Mach peliacn見に行きなさい」とゴリ押し。そんなに言うならと思い。渋々Mach pelicanを見に行くことにしました。

ただ、海外に来て日本人バンド見てもな、って、内心めちゃ思っていました。

日本と違うライブハウス事情

実際、メルボルンに来てまだライブを見に行ったことがことがなかったので、その時が初ライブとなりました。ライブ会場の場所はエンプレイスホテル。今でも場所を鮮明に覚えています。

ニコルソンストリート沿いの小さなパブで、エンプレイスホテルと言ってますが、パブなんです。オーストラリアでのライブをする場所は基本的にパブで、宿泊場所が二階にあるのでホテルとなっています。

ここでも、人生初海外のパブ入りでした。パブに入ったのは20時ほど、mach peliacnはトリでの出番。バーカウンターでお酒を買う勇気がなかったけど、勇気を振り絞り、メルボルンビターというビールを注文したのを覚えています。

場内の客入りはそれほど多くなかったですが、21時からメタルバンド「ホルスタイン」の演奏が始まると少しづつお客さんが増えていきました。

ライブ開始が21時。って、日本では考えられないですよね。そして、1バンド終わると、機材全て撤収し、次のバンドが1から自分の機材のセッティングが始まります。日本だと人と楽器だけが転換するだけですが、海外では自分のドラムセット、アンプ持ち込みが一般的なんだと知りました。なので、転換に時間がかかるんですよね。

音楽に人種は関係ない。カッコよければ受け入れられる。

初めてのパブ、外国人いっぱい、海外の演奏はとても新鮮。ぽかーんとソファーに座って次のバンドが始まるのを待っていると、隣に日本人の男性がタバコを咥えてドンっと座って来ました。

お、もしや「mach pelicanの人かな」ぼくは彼らについて何の予備知識がありませんでした。曲すらしらないし音楽も聞いたこもない。となりに座った男性は吸っていたタバコを床の絨毯に投げ捨て、足で火を消し、立ち上がり、ステージへ上がりセッティングを始めました。

mach pelicanのセッティングが始まると、急にお客さんの数が増え、パブは満員状態。そして急にチャントが始まりました。お客さんがメンバー名前を連呼。サッカースタジアムで見るアレです。なんかえらい人気なんだと思い、演奏が始まりました。

 

メルボルンまで来て、日本人のバンド見る必要ないと思っていたぼくですが、演奏を見て思ったことは、日本人でも海外でトリで演奏できる地元のお客さんで場内は満員になるということ。

その理由は、かっこいい演奏、パフォーマンスができれば人種は関係ない。頭のどこかで、アジアのバンドは海外のバンドに劣るという考えがありました。でも、そんな軽い考えはぶっ飛びました。今思い返しても、昨日のように演奏シーンが蘇ります。

演奏を聴いていて、土っぽいブルージーな匂いがするんですよ。Mach pelicanはパンクロックバンドでブルースバンドではないんですけどね。

機会を掴むのは自分の勇気のみ。

ライブが終わったのは24時過ぎ、Mach pelicanが演奏を終え、機材を片付けようとしている時、ぼくはまだ熱気が漂うステージへ上がり「ライブかっこよかったです。一緒に写真撮ってもらえますか?実は、ぼくバンドしにメルボルン来たんです。」ってボーカル・ギターのK rockに言いいました。

演奏後にもか関わらず、写真いいよ!と言ってくれて、メンバーみんなとステージ上で写真を撮りました。そしてBodyjarのことを少し話すと「同じレーベルだから紹介してあげるよ」と言ってくれて、思いもかけないチャンス到来。来週もライブがあると聞き、場所と時間を聞いて、見に行く約束をしてその日が終わりました。

帰りはもちろんタクシー。市内でタクシーを広い、ホストハウスの住所が書いた紙をドライバーに見せて帰路につきました。真っ暗な家にそっと入り、部屋のベッドでドキドキしながら目を瞑っているのを今でも覚えています。

 

つづく

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